地図
A:身網(中網)(青色部)
これがメインの網で、ココを毎日取ります。これが冬場になると奥に向けて若干小さくなったほぼ同じ形の網をつけます。その網のことを落としと呼びます。その場合、中網から落しまでとります。
なお、イワシが大量にいる時期は、落としの替わりにイワシ網、鰤など高額の魚が大量にいる時期は、落としの替わりに、金庫、と呼ばれる網をつけることもあります。
また、2ヶ所こういう感じの網を取っているのですが、一箇所の網は深さが深い為に、身網と角登の間に随時2寸目を入れてあります。
登りと身網の間に、返しという漏斗になっている場所があり、その場所を越えると角登側には戻れないようになっております(まぁ、水面から2Mくらいを進めば戻れますが、魚はそんなところを泳ぐ事はめったにありません)。そのため、身網に魚が入ることを落ちる、と呼ぶことがあるわけです。分かりにくいですけど、絵を書いてみました。もっと絵心が・・・(笑)
B:角登
ココに入った魚が身網に落ちる。二分割しており、身網側を登り、反対側を運動場と呼びます。
C:沖垣網(沖鼻緒)
回遊してる魚がぶつかって磯垣網に流れる。実際はまだまだ長く、約1kmあります。
D:磯垣網(鼻緒、または下網)
回遊している魚が網にそって角戸に流れる。約1.5Kmと長い為(もしかしたらもっと長いかも知れません)、2分割してあります。角登側を引き出し、反対側を折り、と呼びます。
モッタ:
身網に入った回遊魚が最後に行き着く場所。袋になってて出られないようになっている。提灯とか金庫とも呼びます。
ちなみに